今井清隆 (能楽師) (Kiyotaka IMAI (Nohgakushi [Noh actor]))

今井 清隆(いまい きよたか、1943年9月 -)は、日本能楽会(国家指定重要無形文化財)所属で京都市在住の能楽師。
金剛会理事長。

経歴
江戸時代より続く能楽金剛流職分今井家5代目今井幾三郎の長男6代目として1943年9月京都市下京区に生まれる
父・幾三郎並びに金剛巌宗家に師事。
6歳「鞍馬天狗」子方で初舞台

1967年、同志社大学卒
繊細な芸風で特に能の真髄である美しい三番目女ものの演目には定評がある。
加えて舞金剛と呼ばれる金剛流の特色である写実能にもその実力を発揮する役者である
能「石橋」「乱」「望月」「道成寺」「内外詣」「翁」「卒都婆小町」「檜垣」「姨捨」ほか主たる曲すべて演能済み
1984年、ローマ法王献能、ワシントンD.C.桜祭、ほかシドニー・オペラハウス、パリ、エルサレム、等海外公演多数出演
1986年、重要無形文化財総合指定
1998年、京都府文化賞功労賞受賞
2004年、文化庁芸術祭優秀賞受賞
1984年より京都にて「今井後援会能」定期公演主催、
1999年より東京国立能楽堂にて「今井清隆能の会」定期公演主催、
後継に長男7代目今井克紀あり

[English Translation]